宮城県東松島市、南三陸町
ツアーメンバー:山田麻子、京ヶ島弥生
現地助っ人:仙台アロマ強力助っ人隊2名(松田有子・仁乃森有香)
3月5日(月)雪のち雨
☆「11人の子どもと卒園看板を作ろう!ワークショップ」
ぞう組(担任百々静香先生)卒園児制作ワークショップ 11名の園児。個々の好きな文字書きと卒園制作看板のための文字を書く。
文字を覚えたての子どもたちの作品には想いが(念かも?)ぎっしり詰まって味がありました。
今回、看板制作の為の読める作品が必要だったので筆を使ってのWSとなり、半紙一枚に一文字ずつ好きな字を書きました。新聞を敷いて文鎮を置いてなど説明をしている間に待てなくて書き始める子もいて、みんなもくもくと書いていました。文字を描き慣れていない子が何人かいたものの、音をつけて一文字ずつ教えてると、例えば、「ぬ」なら、「シュっ!にゅう?にゅうにょ?」とか言ってみんなの前で書くと。何人かは音まで真似して口ずさみ、「ぬが書けた!」と喜んでスタッフに見せてくれました。好きな人の名前を書いて!では、友達の名前や園の先生の名前、お父さんの名前を書いた子もいました。筆に慣れたあたりで看板の文字をキャンデイちゃん(静香先生)のご指導によりみんなで決め、11文字を11人で一文字ずつ書いたのですが、なんだか各自俺の字だぐらいに責任感が出てきて、気に入るまでみんなかなりの枚数を書きました。「に」の職人さん、「じ」の職人さん、 せ、か、い…みんなさまざまな個性が出ていて素敵な看板となりました。先生たちが一人ひとりの字を見て感心されるほど、みんなその子しか書けない字が出ました。(山田麻子)
☆先生方へのアロママッサージ(7名・京ヶ島)個々のお悩みを聞いて、それに合わせてフラワーエッセンス友人からの寄付品)を差し上げました。
3月6日(火)雨のち晴れ
☆南三陸町、マリンパル保育所(ホテル観洋従業員向け)で表札書き(10軒・山田)アロママッサージ(5名・京ヶ島)
先生方も被災して、いろいろなつらい思いを抱えていらっしゃいました。
☆南三陸町、戸倉・波伝谷仮設住宅でアロママッサージ(5名・京ヶ島)
今回は、ハンドだけでなく、フェイシャルの用意もしていったので、顔をマッサージしたら、70代のご婦人たちもリラックスして大喜びでした。若手のご婦人たちは、11月に種付けをしたワカメが取れるようになったので、そのワカメの処理の仕事に出かけていました。ようやく少しずつ仕事が始まっているようです。
☆南三陸・復興商店街にて表札書き(2軒・山田)、アロママッサージ(2名・京ヶ島)
7ヶ月前(去年8月)にでんきゃら月組の活動で鳴子温泉に行きましたが、その時マッサージをされたご夫婦と鳴子から車で2時間ほど離れた志津川でばったり出会い、ご夫妻の導きで、奥さんの勤める美容室で施術。お客様にも表札を差し上げることもできました。
なにもないところに、突如、パンやさん、食堂、化粧品やさん、電気やさんなど、商店が軒を連ねてお客さんを待っていました。商店街は、店のオープンまで町の方針がコロコロ変わり難航。そしてようやく開店しても(2月の25日から)まだまだ客がこない、目の前の海側に広がる町は瓦礫が撤去されただけで何もないので、商売もまだ困難で、むしろ疲弊感、徒労感をもち始めているよう。今一番ほしいものは、アロマや音楽のような癒し、とおっしゃっていました。
3月7日(水)晴れ
☆グリーンタウン矢本仮設・ひまわり集会所でアロママッサージ(15名程度・山田・京ヶ島・松田・仁乃森)。
以前訪問時にいらした係の方達とも再会して、話に花が咲きました。今回は肩、顔のマッサージもして、幅広い年齢の方に喜んでいただきました。この集会所は、ボランティアを積極的に受け入れているので、毎日大変にぎわっています。
前回の8月には無かった防寒用2重玄関で設置した表札が邪魔で無駄になったのではと 少々気になって覗いたら何人かのおうちが2重玄関外に設置直してくれてたので嬉しかったです。
☆大曲保育所でアロママッサージ(12名・京ヶ島・山田・松田・仁乃森)
先生方へのマッサージ。お話を聞いて、心のケアのフラワーレメディも、個々の先生向けブレンドをつくって差し上げました。所長先生にはダイエットオイルも!
マッサージの部屋に入るだけで先生の顔がほころびます。先生の顔から一人のかわいい女性に変わります。保育士さんには特にアロママッサージが有効と思いました。(山田麻子)