でんでらキャラバン | ブログ

活動報告

2012.08.26 (日)
2012年8月・書とからだのケア隊が宮城に行ってきました②

でんでらキャラバンの活動は、東京で行うパーティーにご参加いただいたり、ご寄付を頂いたりすることで成り立っています。そしてそのほか、実際の活動時に対するご支援もいただいています。

今回は、アロマで使用する精油や材料類をご提供いただきました。
飯能のママさんグループ「モアシネマ」さんからは、精油類の購入費用を、皆さんのバザーの売り上げ金からご寄付いただき、品質のよい、香り高いものをたくさん用意することができました。
鎌倉長谷のハワイアン雑貨店「HANA」さんからは、アロマのあとに手をぬぐったり、プレゼントとして差し上げるミニタオルを大量にいただきました。絵本もいただいたので、これらは子ども達が集まる保育所、集会所にお届けしました。
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今回は、書のワークショップ以外の時間は、整体とアロママッサージを行いました。まず、お話をしながらアロマでハンドマッサージ。そして、肌がワントーン白くなるクレンジングとアロマフェイシャルトリートメント、ヘッドマッサージで、頭部のお疲れを取り、最後に整体でからだを緩めて、リラックスを味わっていただきました。

今回遠征スケジュール
【8月2日(木)・晴れ】
志津川小学校・仮設住宅
約60世帯の仮設。昼食の時間で、かつ平日で仕事に出ている人も多く、あまりたくさんの方はいらっしゃいませんでしたが、和やかに楽しんでいただきました。最近は、家に残った女性陣が縫い物などの手仕事で、被災地グッズを作って売る活動をしているようで、集会所の半分は、その方たちの作業スペースでした。
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南三陸さんさん商店街・美容室MANKANA
今回志津川地区の訪問先をアレンジしてくださった、小山さんが勤める美容室。私たちが昨年訪問した避難所、鳴子温泉の仙庄館に避難していた方で、今年3月に仮設商店街でばったり再会、そのおかげで今回の訪問となりました。
MAKAHAの経営者の菅原さんは、震災数日後に完成予定の新規開店の美容室を流され、震災後国・行政からは何の補償もないまま、仮設商店街に再建。菅原さん、小山さんとも、小さいお子さんのおかあさんとしても頑張っていらっしゃいます。アロマに癒される、とおっしゃっていましたので、今回使用の精油、ホホバ油、アロマストーンのプレゼントをしました。
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田尻畑・仮設住宅
約20世帯の小規模仮設。ここにも、鳴子温泉で出会ったご家族がいらして再会。各住居への案内などを、一緒にしてくださいました。感謝。
家族・親戚関係などの声がけで、おじいちゃんから孫まで施術できたおうちもあり、和やかでした。
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戸倉波伝谷・仮設住宅
約30世帯だが、同じ地域の人達がそのまま一緒の仮設に入って顔なじみの皆さん達。以前から働いている女性になにかケアを、との要望があり、今回は夜訪問。家事、家族の世話を終えたママさん達が続々集合。ケア後は私たちも談話室に泊めていただいて、お礼にお持ちした浦霞の一升瓶を一緒に飲んで遅くまでお話もできました。
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【8月3日(金)曇り】
波伝谷
朝はお年寄りにお声がけ。アロマハンドマッサージを中心に、お話を聞きました。

ここの仮設のリーダーは三浦さき子さん。震災前は「農漁家レストラン慶明丸」を経営。看板代わりにしていた、船のブイの「慶」の字が書かれたものがアラスカに漂着し、6月にアラスカから返却され、マスコミにも取り上げられた方です。目下自身の店の再開と、地元高齢者の自立支援のための野菜作りに奔走中です。生まれ育ちもこの土地なので、今震災と、子供の頃経験したチリ地震の津波の語り部もやっているとのことで、機会があれば、東京の皆さんにも聞いていただける場がもてればと思います。また、地元でとれたおいしいものを、さらにおいしく食べて欲しい、というその思いを伝える場所の再建が待たれます。私たちも、応援していきたい、と思います。
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ホテル観洋・マリンパル託児所
今回は忙しいのでアロマは不要とのことだったのでプレゼントの絵本とタオルをお届けしました。

東松島・大曲浜保育所
今回が3回目の訪問で、顔見知りの先生もたくさんいらっしゃいます。先生方、保護者の方に、ハンド→フェイシャル→整体でじっくりからだと心を休ませていただきました。
子供を預かるという仕事に加え、ご自身も被災し、仮設住まいという方も少なくありません。こうした人達へのサポートこそ、大事だと感じました。特に、子供達のためにも。
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3月の卒園制作をお手伝いした看板も、教室に設置されていて、所長先生とパチリ。
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【8月4日(土)・曇りのち晴れ】
東松島・大曲保育所
今回が2回目の訪問。土曜でいらっしゃる方が少なかったので、おひとりおひとりにじっくり対応させていただきました。この日空いていた講堂を使わせていただきましたが、流されなかったといえ、後ろに見える布団の入っている押入れのところまで水が来た、というところ。水が引くまで先生達は水に浸かりながら子ども達を上に上げて押さえていた、という話は、前回伺ったお話です。3.11、まだまだ真冬でしたね。この日は子ども達が元気に園庭で水遊びをしていましたが、その笑顔を見ると、本当に私たちのほうが癒される思いがしました。
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東松島・矢本グリーンタウン仮設・ひまわり集会所 
こちらは①でご報告したとおりです。


今回の活動は少人数の3人ででしたので、大勢の方に大きなお手伝いはできませんでしたが、その分ゆっくりおひとりおひとりと向き合いたいと思い、時間をとってきました。少人数なりに、できることをこれからも考えていきたいと思います。

また、中でも、保育園での活動については、多いに意味があると思います。大人は子供の笑顔を見ていると癒されると言うけれど、大人の涙もたくさん見てしまった子どもたちは、我慢して辛抱強く頑張っています。家で家族の明るさを担うこうした子どもたちは、誰に甘えて癒されるのでしょうか・・・。もしかしたらその役目をしているのが保育園の先生達かもしれません。保育園の先生達が少しでも楽になって元気になってくれたら、きっと子供達に想いやりのお返しができる。そんな気がします。

これからも、機会あれば、また是非伺いたいと思っています。

今回の遠征に際して多くの方々からいただいたご支援、ご声援に心から感謝します。

活動報告

2012.08.17 (金)
2012年8月・書とからだのケア隊が宮城に行ってきました①

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今回は、これまで3回の訪問でいつも立ち寄らせていただいていた、東松島のグリーンタウンやもと・応急仮設住宅のひまわり集会所さんから、夏休みに是非山田麻子の書のワークショップ、「遊びま書」をやってほしい、というご依頼を受けての訪問となりました。

遠征最終日の8月4日(土曜)の午後。朝のうちは曇りがちで、屋外でのワークショップも大丈夫かと思えたのですが、正午を越えるとそれはもう、すばらしいお天気!ちょうど1年前、こちらに訪問した日は、各地で去年の最高気温を記録した日で、あの暑さを思い出しながらの移動となりました。

スタッフの皆さんと、再会を喜びながら、準備。集会所室内では、アロマのハンドとフェイシャルマッサージをし、その間屋外のテント下にブルーシートを敷き詰めて行きます。13時半の開始で、暑い中7名の方に集まっていただきました。中学3年生の女子3名、ご婦人2名、そして7歳と4歳の姉弟、と、年齢も性別もさまざま。

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そして、思い思いに、出身地、家族の名前、元彼の名前(!)など、書きまくりました。
もちろん、いつものように、畳半畳の大きさの半紙に、近くで取ってきた草の根っこやはっぱで、思いっきり書いていきます。

最初様子を伺っていた最年少4歳のボクも、乗ってきたら半紙のおかわり、を自発的に!

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中3の女の子は、私首のところで水が止まったから  命 って書こう! とか、そのほかの方たちも、311の日のことを口にして言葉を決めていた人が多かったです。  
祈  感謝  希望 ・・・
想いがたっぷり現れた作品となりました。

中3女子の「愛」!力強いです。

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野蒜地区は、海からの津波に加えて、鳴瀬川と運河の氾濫によって甚大な被害を受けた地区ですが、今回最年長参加者のご婦人が、今は帰れない地を思い出ながら、堂々とした「野蒜」を書いてくださいました。

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最後に、どの作品も今しか書けないものだから、どれも捨てないでください。と言ったら4才の男の子が「どれ"もずでじゃい???」ん?  方言で言ったので聞き取れなくて"?"でしたが、参加者全員気を利かしてくれてみなさんで「どれも捨てない!」と合唱になりまして、胸が熱くなりました。

「遊びま書」は、単に筆を動かすのではなく、からだを使ってしっかり文字を書く、ということで、いつも頭の中にある思いをかたちにする作業になるようです。しかも、大きな紙に対峙するので、気持ちをおおきく押し出せて、しかも最後の発表会のころには参加者がみなひとつになっていくような時間が流れます。


「遊びま書」、次は10月に南会津で福島の子ども達に体験していただきます。次回の報告もお楽しみに。

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